わかりやすくて役立つPhoshotop講座【シャドウ・ハイライト篇】
いい景色に出会って、それを写真に収めても、
いざPCで見てみると、なんだか思ってたのと違う……というのはよくあること。
それもそのはず、人間の目というのはレンズ(水晶体)もオートフォーカス(毛様体)もCCD(網膜)も何もかも、カメラの比にならないくらい超高性能。
そんな超ハイエンド機で見たイメージをたかだか数万円のカメラで再現できるわけがないのである。これは常識である。
よくあるのが陰が暗く潰れたり、空が白く飛んでしまう現象。
人間の虹彩はすごいので、注視する場所の明暗に合わせて入ってくる光の量をすばやく調整できるのだが、
カメラの絞りはそこまで融通がきかないため、画面内のどこかの明るさに合わせなければいけない。
結果、暗いところに合わせると明るいところが明るすぎたり、その逆が起こったりと
どうも上手く行かなくなってしまうのである。
しかし! あなたが生み出したダメ写真も、
Phoshotopを使えばまだどうにかなるかもしれない。
ハードルが高いと感じるかもしれないが、ビギナーでも安心のお手軽レタッチ機能も豊富に備えているPhoshotop
そのひとつが「シャドウ・ハイライト」
写真の暗いところを明るく、明るすぎるところを暗くして、
目で見たままのコントラストに近づけることができるのだ。
例えばこの写真
陰が真っ暗、空は真っ白。目で見たときはこんなじゃなかったのに。
そこでイメージ→色調補正→シャドウ・ハイライトを選択。
「シャドウ」の値を上げると暗い箇所が明るく
「ハイライト」を上げると明るい箇所が暗くなる。
すると陰の部分が浮き出て、雲もクッキリ写った。ラッキー!
ただ、何事もやりすぎは禁物。それぞれの値を上げすぎると……
かなり気持ち悪くてドユドユした気持ち悪い加工写真になってしまった。気持ち悪い!
デヴィッド・エアー監督やドゥエイン・ジョンソンさんがSNSにうpする写真がみんなこんな感じで気持ち悪い。
「シャドウ・ハイライト」を使った裏ワザ:コナンの犯人がわかる!
いつも真っ黒なシルエットで登場する犯罪者
正体がわかるまでハラハラドキドキである。
あんな大人しいおバアさんが人殺しを!?
もう人が信じられなくなってしまう。
そんなときこそ「シャドウ・ハイライト」の出番である。
真っ暗闇に現れた筋骨隆々の性犯罪者。
右手のやっつけ具合が気になる。
少しシャドウを上げてみると全体的にかなり見やすくなったぞ。
相変わらず右手は適当である。もう少し上げてみやう。
性犯罪者の全貌がかなり見えてきたぞ。
あれ、この人……
なんと犯人は阿笠博士であった(右手適当だな)
ちなみにすべての黒幕もコイツである。
重度の正太郎コンプレックスの阿笠博士は、密かに想いを寄せていた新一の幼いころの姿が忘れられず、
自前で幼児退行ドラッグを開発し、暴力団員を使って新一に飲ませたのだ。
これは紛れもない事実である。
もちろん85巻現在、すでに新一は阿笠博士によって手篭めにされており、
新一もまた阿笠博士なしには生きられない体になってしまっている。
これまで起こった殺人事件の全ては阿笠博士と新一によるものであり、
ふたりの関係を秘めておくための陽動なのだ。これは事実である。
これらの詳細な経緯は阿笠博士の自伝『博士の異常な情欲 - または私は如何にしてストア主義を止めて少年を愛するようになったか』を参照のこと。
▲博士の肉欲の最初の犠牲者である。ちなみにジンとウオツカが依頼を済ませた後も執拗
に新一を付け狙うのは、彼らもまた“好き者”であることの何よりの証拠なのだ。これは紛う
方なき事実である。この漫画はまともな登場人物がまるでいない。
ちなみにショタ薬についてググったらこんな詳細な項目がありました。
暇な人間がいたもんだ。