マークニズム宣言

偉くてすごくてたのしい

(タイトルの)敗北 〜カッコ書き曲名の名曲たち〜

私、じつはミュージシャンなんです。

よければ、iPhoneの着信音をサンプリングした名曲「iFine」を聞いてください。

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ほかにも国民的人気バンドや国民的人気アイドルグループの歌をサンプリングした画期的な作品も上げているので、ぜひ私のサウンドクラウドをCheck it out now please.

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(カッコ書き)タイトルについて①

本題に入りますが、英語の歌には、タイトルにカッコ書きが含まれるものが数多くあります。

私が把握しているカッコ書きタイトルには大きく分けて2種類あって、ひとつはタイトルを補足するタイプ。「タイトル補足型」と呼ぶことにしましょう。

これは、おもに歌詞の一部を取ったタイトルに、前後の歌詞をカッコ書きで付け足すもので、有名どころだとストーンズの『(I Can’t Get No) Satisfaction』や、ビースティの『(You Gotta) Fight for Your Right (To Party!)』などが挙がります。

これはユーモアを含む一種の様式と化しており、キンクスの『(A) Face in the Crowd』なんかは完全にふざけている。不定冠詞1字だぞ。

これらについては意図をもってあえてやったものであろうことから、「タイトル補足型」は不問とします。許可。

(カッコ書き)タイトルについて②

ふたつめが問題です。例を見てみましょう。

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オレンジの防護メガネがファッションとして機能しているのはこの人がジェームズ・ブラウンその人だからでしょう。

メインのタイトルとしては「I Got You」で行きたかったけど、歌詞の大半が「I Feel Good」であるため、聞いた人の大半がこの曲を「I Feel Good」として覚えてしまうことが予測される。なのでしぶしぶ(I Feel Good)とカッコ書きで入れた。そんな事情がにじみ出ているのです。

みんなが「ランボー」って呼ぶから続編から「ランボー2」になった、みたいな、いやちょっと違うか、とにかく、じゃあ「I Feel Good」だけでいいじゃんという当然の指摘を押しのけてでも「I Got You」なのだ、だけど一応わかりやすいように(I Feel Good)と入れておくか、しかたないから。みたいな。

私はこれを「タイトルの敗北」と呼ぶことにします。「〇〇(デザインなど)の敗北」って何もわかってない外野が偉そうに使いたがるイメージあるのであまり使いたくない表現ですが、まあこれは敗北だと思うので。

以下、タイトルの敗北の事例を紹介していきます。

Good Riddance (Time Of Your Life)

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グリーンデイを聞くと頭がおかしくなってしまう。高校生の頃、彼らの歌を聞いてはアメリカというカラフルでキラキラしてて最高な国に思いを馳せていた。大学生になってからは、なんかお子ちゃまっぽい気がしてメロコアを忌避するようになったけど、やっぱりグリーンデイは特別なのだ。今の私はまだグリーンデイを落ち着いて聞ける状態にないので、人生が安定して心も安定してからじっくりと向き合いたい。

この歌もお手本のように、歌詞に一度も出てこないメインタイトル「Good Riddance」(あいつがいなくなって清々した、みたいな意味)の後に、サビの最後に何度も出てくるためおそらくほとんどの人がタイトルであると誤認する「Time of Your Life」をカッコ書きで付け足している。タイトルがカッコ書きに敗北しています。

The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)

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サイモンとガーファンクルを聞くと頭がおかしくなってしまう、が、それほどでもないのでまあ冷静に聞ける。彼らの歌は、幼稚園児の頃のトイザらスマクドナルド、もしくは小学校低学年の、ビーダマンが好きだった頃を思い出させる。

これも詞の中で幾度となく出てくる「Feeling Groovy」をしぶしぶカッコ書きで挿入しているのが伝わってくる。いいアルバムのいい歌だが、敗北は敗北である。

Gonna Make You Sweat (Everybody Dance Now)

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これは完敗と呼んでいいでしょう。この歌を耳にしたことのある全員がタイトルを「Everybody Dance Now」だと確信してしまう。もうここまで来ると、これだけ連呼しまくってる歌詞をそのままタイトルにするのは気恥ずかしいので、あえて微妙な「Gonna Make You Sweat」をメインタイトルにピックアップしたものの、やはり商業上の理由から「Everybody Dance Now」は入れざるを得なかった、みたいな事情まで想像できます。お前の負けだ。

Money (That's What I Want)

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カバー曲だけどビートルズ版が好きなので。

これは「Money」もそれなりに言っているけど、やはり3倍くらい連呼している「That's What I Want」のほうがタイトルっぽいのでカッコ書きで入れた、と考えることができます。が、「Money」と「That's What I Want」は歌詞中で繋がっているので、「タイトル補足型」であると言い逃れすることも可能です。これは疑わしきは罰せずの原則に基づき不問とします。「Money (That's What I Want)」は無罪。

悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)

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サザンおよび桑田佳祐の歌は厳重なネットパトロールによりアップされた直後に削除されていくものなので、どこかのおじさんによるカバー曲をどうぞ……。

サビで「JUST A MAN IN LOVE」を連発しておいて、歌詞に全く登場しない「悲しい気持ち」をメインタイトルに持ってきている。これはもちろん上記のカッコ書きの曲名たちへのオマージュです。わざとやっています。桑田佳祐なので。中学1年生のときに初めて買ったCDは、この歌が入った桑田のベスト「TOP OF THE POPS」でした……。

 

番外編

 Norwegian Wood (This Bird Has Flown)

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名盤「ラバー・ソウル」の2曲目、ドラッグとセックスの歌ですが、これはこれまで紹介した歌とは逆に、頻出歌詞の「Norwgian wood」がちゃんとメインタイトルになっていて、1度出てくるだけでそれほど重要な箇所でもない「This bird has flown」がなぜかカッコ書きでくっついています。常人には推し量るに能わないジョンなりの高度なユーモアか何かなのでしょう。これは「タイトルの勝利」と呼びたいと思います(オチ)

桜って本当にきれいですか? 〜桜の汚さを告発する〜

 

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うんちです。

嘘です。

なんだと思いますか?

桜です。桜の花びらです。汚いですね。

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インフラには国力が表れます。道路は国の顔。道路が汚い国はお金がない国です。

国の顔である日本の公道は、いま桜に汚染されています。

嫌ですよね。やめませんか、桜?

 

 

どうも昔から桜が楽しめない。

伝統?や風習に逆張りしたいわけではなくて、単純にその「儚さ」についていけないというか、落ち着かないのだ。だって次の週末には散っちゃってるんだもん。

散るからこそに、みたいなのが理解できないわけではなくて、実際に花びらが散る様はビジュアリーに美しい。ハンディカムの入学式のCMは日本の心のイデアといえる(私が住んでいたトーホグでは桜は5月に咲くものなので、入学式に咲き乱れる桜は嘘だと思っていた)

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だけど花びらが散った後に残るのは、日本の樹木の中でも指折りの醜さを誇る樹皮。桜の樹皮は若い頃はツヤツヤのガンメタルでなかなか美しいのだが、太くなるにつれ、それが張り裂けて隙間から腫瘍のようなボコボコがせり出し、それがやがて全体を覆ってしまう。桜は汚いのだ。ワシントン、もう切っちゃえ。

で、今回告発したいのは、冒頭で見せた、ウンチと化した花びらである。

散った花びらがそのままどこかに消えてなくなればいいのだが、それらは地面に落ち、変色し、雨に濡れて固まり、腐敗し、ウンチ色のペーストとなって道路をこれ以上ないくらい汚くしてしまう。桜のウンチ化はもはや国難といえる。

 

というわけで、最近見かけた桜ウンチ汚染の実態および予兆をレポートします。雨が降ると特段ウンチ度が増すので、さらに追加していく予定です。

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人気の目黒川の付近です。汚いですね。これからもっと茶色くなります。名所がこれなら、ほかも推して知るべしですね。

 

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 中野です。茶色いです。先週末の時点でこれですので、今夜の雨が上がったらどうなるのか楽しみですね。

 

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汚いですね。

 

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花びらが散りきると、次に花柄が落ちます。これはウンチペーストにはならないものの、なかなか流れずに残り続けます。遠くから見ればウンチと変わりません。吸い殻が馴染んでいるのが証拠です。これは大量のゴミなのです。

 

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この光景には流石に引いてしまい、もはや言葉もありません。公園という老若男女の憩いの場が、事実上のウンチで埋め尽くされている。こんな悲劇が他にありましょうか。ありません。

 

こんな道、日本の誇りと言えますか? 日本の心と呼べますか?

桜、やめませんか?

最強の国家元首は誰? 答:たぶんネタニヤフです

国家元首――国で一番偉い人のことである。偉いからには(フィジカリーに)強い人がいい。今日は、本当に強い国家元首が誰なのかをここで明らかにしたい。答えはネタニヤフなんだけど。

 

候補1:ウラジーミル・プーチン

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公式Twitterアカウント(英語版)

強い大統領といったらまず思い浮かべるのがプーチンだろう。

イメージ戦略としてメディアを通じてフィジカルでバルキーなセクシー写真を定期的に発信しており、御年65歳とは思えぬムチムチぶりは世界中で人気。

道家としても有名で、柔道が強いということは即ち喧嘩が強いと言ってしまってよい。柔道は最強だから。元KGBだけにヤバい殺人術も心得ていそうで恐ろしい。

とはいえガリ勉のチビなので前蹴り一発でぶっ飛ばせそうでもある。

 

候補2:ハルトマーギーン・バトトルガ

 

 

Battulga Khaltmaaさん(@battulgakh)がシェアした投稿 -

 インスタグラムの投稿である。にわかには信じがたいが、モンゴルの現大統領である(右)。

モンゴル相撲が超強いらしく、比較的若いのでたぶんプーチンの3倍くらい強い。同じ東アジア人として心強い。名前もバトルっぽいしいかにも強そうだ。

とはいえ所詮はアマチュアのスポーツマンである。最強の名を冠するにはリアルな戦闘経験に乏しいだろう。

 

候補3:ラムザン・カディロフ

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The Telegraph(UK)

ロシアの傀儡政権・チェチェン共和国の大統領様である。

反対勢力はバンバン粛清し、街には自分の肖像を貼りまくり、利権を独占し、金に飽かせて海外セレブをツーショット撮るために呼びつけるという絵に描いたような独裁とっつぁん坊やで最悪なのだが、なかなかハードコアでハードボイルドな死線をくぐり抜けているウォリアーでもある。

若い頃から初代大統領の父親のボディガードを務め、幾多もの暗殺未遂をやり過ごしてきた猛者で、ボクシングも強いらしい。↑はもともと彼の公式instagramの投稿写真だが、いまはアカウントごと凍結されている。ベンチプレス何kg挙げる気だ。

プーチンの手下でありながらも上手いこと立ち回って逆に手玉に取っているらしい。バーニング周防社長に対する小泉今日子の立ち位置である。恐ろしい男だ。

でもチビなので前蹴りでぶっ飛ばせそうでもある。

 

候補4:文在寅

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 sankei.com

何かと話題に事欠かない韓国の現大統領である。

過激な学生運動で投獄されてそのまま精鋭軍団の特戦司にぶち込まれ、JSA北朝鮮兵が米兵をナタでぶっ殺した激ヤバインシデント「ポプラ事件」でも事後収集作戦に参加したというなかなかリアルな実戦経験の持ち主。現役時代の写真もやけに強そうだ。

とはいえ40年前の、それも所詮は兵役期間の話なので、最強と呼ぶにはちょっと無理がありそうだ。

 

 最強はネタニヤフ

 

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Photo credit: Wikicommons/ GPO

泣く子も黙る戦争国家イスラエル泣く子も黙るバリバリ極右の現首相、ベンヤミン・ネタニヤフである。ただいま汚職の廉で起訴待ったなしの大ピンチに見舞われているが、こんなもの彼がくぐり抜けてきた修羅場に比べたら屁のようなものだ。

戦争で樹立され戦争で国土を広げてきたイスラエルの歴代首相は軍人ばかり。ネタニヤフも例に漏れず、SASやデルタフォースなどと並び世界最強の名をほしいままにする特殊部隊、サイェレット・マトカルに所属し、第3・4次中東戦争に従軍。悪名高きパレスチナ系テロリスト「黒い九月」が起こしたハイジャック事件の制圧作戦にも参加し、見事解決に導いたというとんでもないエリート戦士なのだ。

イスラエル軍といえば兵役期間中に全国民が覚えさせられる近接格闘術クラヴ・マガが有名。老若男女全員ケンカが強い国において、職業軍人の、それも選り抜きの超エリート隊員が体得したクラヴ・マガの練度は想像するのも難しいレベルだろう。絶対に完全にヤバい。絶対にネタニヤフが最強なのだ。

〜私も通っている格闘技ジムにスペインからクラヴ・マガ・マスターが来て1日だけクラヴ・マガ体験ができるというので試しに行ってみたら、体験生の喉にガンガン突きを入れてきて非常にビビった。女性会員もガッツリ喉輪入れられてむせていた。あとスポーツ格闘技のことめちゃくちゃ馬鹿にしてた。キックボクシングなんてオカマのダンスだ、みたいな。〜

そんなマジモンの戦士が首相をやっているのだ。恐ろしい国である。ちなみにネタニヤフ(2期目)の前の前の首相だったエフード・バラクは 同じくサイェレット・マトカルの先輩で、なんと映画『ミュンヘン』(よい映画なので観ましょう)でも描かれた黒い九月への報復作戦で、女装して敵ターゲットに近づき3人暗殺したというマジで完全にヤバい野郎。つくづくヤバい国である。

 

というわけで最強の国家元首はネタニヤフに決まってしまったが、これからそれを超えるかもしれない有望株が何人かいるので紹介したい。

 

まずはドルジ

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公式Twitterアカウント

こいつは次のモンゴル大統領の座を狙っているらしいので注目したいところ。腐っても元横綱だし、まだまだ若い。ただこいつが治める国には絶対に住みたくないな。

 

次に把瑠都

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オフィス北野

把瑠都はツヤツヤで最高。なんかのドキュメンタリーで、お店でハイボール42杯(マジで42杯)飲んだのにほろ酔い程度だったので、ああマジのバケモンなんだと思いました。同番組で将来は故郷エストニアの大統領になると言明していたし、MMAファイターとしても頑張っているので、打倒ネタニヤフ予備軍として期待したい。

 

最後に、ヴィタリ・クリチコ。 

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Reuters

これだけはガチで、彼はたぶん次のウクライナ大統領になるので、最強の国家元首は彼になってしまいます。彼はWBOおよびWBCの元ヘビー級王者で、こないだまでガチンコ絶対王者だったウラジーミル・クリチコのお兄さんです。喋り方はドランカーそのもの。弟ウラジーミルがアンソニー・ジョシュアと戦う前の顔合わせでも、対戦者2人は穏健ムードだったのに、ヴィタリが横から要らない茶々を入れたことでジョシュアと乱闘手前まで行っています。こんな政治家嫌すぎる。ネタニヤフのクラヴ・マガも、203cmのリーチの前には為す術なし。ジャブで死にます。

 

機械の天才化が急速に進む昨今、もはや人間の脳は政治を司るにはパワー不足。考えるのは機械がやってくれるのだから、人間に残されるのは筋肉のみ。これからの国際政治は筋肉がカギを握る。筋肉外交の時代がやってくる。

以前、日本共産党の人が街頭演説で言っていたのだが、自民党が格闘家やプロレスラーをやたら擁立していたのは、法案の強行採決の際にサイン台を取り囲んで野党議員を物理的に阻むためらしい。「私は気づいてしまったのです」と言っていたのでそうなのだろう。筋肉内政はすでに始まっていたのだ。日本はすでに筋政(筋肉政治)先進国なのかもしれない。

 

 

最後に、小柄な東アジア人でありながらネグロイドコーカソイドの血を引く大男をねじ伏せた天皇陛下の握力についても考察したいところだったが、元首ではなく象徴なので今回はやめることとした。

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The Telegraph

 

Yahuu知恵袋はステマの宝庫? イジメの温床?

仕事中にヤフー知恵袋をサーフィンしていたら、いわゆるステルスマーケティングステマ)の現場のようなものを散見したのでちょっと報告します。社会正義のために。

 

まずこちらは「病気、症状」ジャンルの上位にランクしていたワキガのお悩み相談です(ちなみに私はワキガではありません。脇からは本格インドカレー屋さんの香りがすると評判です)

ID非公開の質問者がデオシリックなる特定の脇塗り薬の名前を挙げて、その効果の程を尋ねています。ここまでは問題なし。

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それに対するsarasara_myuuuさんの回答。質問の投稿からものの1分53秒で即答しています。デオシリック、べた褒め。さらに、ID非公開さんのレスポンスはその22秒後。もう怪しいですね。

他の回答も見てみましょう。

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shi_a_wa_se_tsukamouさんの回答は、sarasara_myuuuさんの先、質問の56秒後に投稿されていました。デオシリック、べた褒め。それに対するID非公開さんの返信に至っては、16秒後。完全に不自然ですね。

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mika_r8mjhflkheさんの回答は、なんと質問の19秒後。新記録。デオシリック、べた褒め。もっと上手くやれ。

それぞれの過去の回答一覧もチェックしてみましょう。

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まずはsarasara_myuuuさん。参加日が質問の投稿日と一緒ですね。そして回答は今回のみ。おめえはクロだ。

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続いてmika_r8mjhflkheさんは、2016年の6月17日に参加。過去の多くの回答は、「デオシリック」でググるとトップに表示されるランディングページと同じ、ペライチなる無料ウェブサイト作成サービスによってcreatedされた美容グッズ広告のページリンクが付いたブログ記事のURLが貼られています。適当なJ-POPのMVが一緒に埋め込まれているのが共通の特徴。

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最後にshi_a_wa_se_tsukamouさん。参加日がmika_r8mjhflkheさんと同じです。おめえら全員アウトだこの野郎。

shi_a_wa_se_tsukamouさんの過去の回答例を見るとこんなものが↓

質問者のページに飛ぶと、この人も業者みたいですが、どうも上記3名とは別の勢力のようです。

ここでもshi_a_wa_se_tsukamouさんは毎度のごとく定型文でアメブロオススメピックアップニュース」へと誘導を試みていますが、出遅れて翌日に回答してしまっており、先に回答したgo7angelさんがベストアンサーを獲得しています。

そのgo7angelさんが誘導する自身のブログとやらに飛んでみると、ページ下の「即金投資術/オトクな買いモノ」の文言が香ばしく香る、たったひとつだけのエントリーに様々なうさんくさ美容グッズのリンクを詰め込んだ雑なコテコテアフィブログでした。

雑誌広告が景表法でやりにくくなった現在、ヤフー知恵袋では人知れず日夜コンプレックス商法の熾烈な闘いが繰り広げられているようです。

胡散臭いサイトで胡散臭い商品をつかまされる人には自業自得だこの野郎という気持ちも少しあるのですが、その金が悪い奴らを潤している以上やはり社会的に悪なので、どうにかなってほしいですね。中等教育までの勉強をそれなりにしっかりとやっていれば大方のインチキ商品には騙されないはずなので、学校のお勉強は馬鹿にできたもんではないです。

 

それと、同じ"コスメ、美容"カテゴリの人気Q&Aランキングを見ると、「顔評価」なる投稿がどうも流行っているようです。

「自分の顔写真載せます。評価お願いします」的な文言といっしょに、あまり可愛くない女の子の顔写真が載せられており、回答欄は基本的に「ブス」「恥ずかしくないの?」といった罵詈雑言の嵐。

これどう考えても載せたの本人じゃありませんよね。なりすましアカウントによるイジメの現場ですよね。どっかで拾ったクラスメイトの顔写真を勝手に載せて、馬鹿な知恵袋ユーザーに叩かせて、本人の知らないところで複数人で笑っているんでしょう。

僕が高校生のころも似たようなのがあったので「近頃の中高生のイジメの陰湿化がどうたら」だの言うつもりはないけど、イジメの規模がグローバルになって、それも消えにくくなるのは嫌なことですね。まあ加害者が身バレしたときのダメージもグローバルになるんですけど。じゃあ最初からやるなよな。

僕は高2で身長が17cm伸びたらいじめられなくなりました。顔写真を載せられている子たちの身長も17cm伸びることを願っています……。

言語学的新発見:第一報 〜文末のandの正体、突き止めたり〜

Hello! 私は英語が比較的得意で、大学では「英語音声学」という授業を3年かけてじっくり学んだので発音には自信があります。

言語学概論」という、チョムスキー生成文法がメインのとても難しい授業も1年次と4年次の2回に分けてじっくりと取り組んだので、文法も得意です。

―4年次に再履修した際は、大事な定期試験の前の夜に自室でカッターナイフで遊んでいたところ誤って自らの太ももの動脈を傷つけてしまい、出血が止まらなくなって救急車で病院へ搬送されて大変でした。今でも私の本名をGoogると一番上にその時の写真が出てくる(友人がSNSに上げた)ので、再就職に支障をきたしています―

2回に分けてじっくり学んだおかげで文法も得意なので、英語文法の新たな考察が途端に降ってきました。以下に説明します。

 

英語だと最後にandが必要!

文中で3つ以上の事柄を列挙する場合、日本語ではそのまま読点で区切れば大丈夫ですよね。たとえば:

私は、ラーメン、餃子、チャーハンが好きです。

などで通じます。しかし、英語だと、最後に上げる事柄の前に必ずand(/or)が入ります。

and は、2つの項目を挙げる場合には「A and B」と述べられますが、列挙するごとに項目間に挟めばよいというわけではありません。

and は最後に挙げる項目の手前にのみ用い、それまではコンマ(, )を打って「A, B, and C」(A、B、それにC)のような形で列挙します。口述ならわずかに間を置くような感じで述べましょう。

My money is to be split among my wife, children, and nephew.
私のお金は妻、子ども、そして甥に分けられる

 例文の訳だと「そして」が入っていますが、まあ訳文ではしばしば原文に合わせて「そして」や「および」が付きますね。でも付けなくてもいいですよね。

 

最後のandは、領収書の“-”と同じ!

これね、気づいちゃったんですが、たぶんね、偽造防止のためにあるんですよ。

というのはね、領収書書くとき、金額の最後に“-”と書きますね。

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これは私がある映像会社に振ってもらった内職で、大量の風俗嬢の顔にフォトショップでひたすらブラーをかけまくったときの報酬です。風俗嬢の顔にブラーをかける依頼があればメッセージください。

金額の数字の末尾に“-”が入っています。これは後で数字を足すことができないように付けられるんですね。

例えば、「13,510円」の領収証の金額欄に「¥13,510.-」と記載されることがよくあります。これが加筆を防ぐ工夫です。頭には「¥」または「金」、末尾は「.-」「-」「円(圓)也」「※」の文字を記載し、頭や末尾に数字を追記できないようにする工夫です。

領収証の書き方ー改ざん防止の工夫|ビジネスフォーマット(雛形)のテンプレートBANK

 英文で3つ以上の事柄を列挙する際に最後の事柄の前に付けるandは、この場合の“-”と同じ役割を果たしているのではないかと私は考えるのです。

というのは、たとえば上記の例文を流用すると:

My money is to be split among my wife, children, and nephew.
私のお金は妻、子ども、そして甥に分けられる。

これ、もしandが無かったら、簡単に後から別の相続人を書き足すことができてしまいますよね。

My money is to be split among my wife, children, nephew, Jack Ma.
私のお金は妻、子ども、甥、ジャック・マーに分けられる。

嫌ですね。大富豪にとってケツ拭く紙にもならないはした金、あげても意味がないですからね。もっとこう、いま困ってる人、たとえば高岡蒼佑さんみたいな人に……高岡蒼佑さんになら分けてもいい。

日本語ならS→O→Vと動詞が最後に来るため、この手の偽造は仕組み上不可能ですが、英語だとこれができてしまう。これが遺産相続の遺言状だったら大変です。なけなしの遺産がジャック・マーの手に渡るなんてとんでもない話です。

これが、最後にandを入れるというルールのおかげで不可能となっている。マーにお金が渡らずに済んでいるんです。言語ってよくできてますね。偉い!

 

と演繹的に核心を突いてしまいましたが、これはあくまで仮説の域を出ません。裏付けとなる文献を見つけたら、ぜひ教えてくださいね。

全部がありえない映画『カンフー・ヨガ』を観よ

飛行機で『カンフーヨガ』観れたので観たんですが、これはすごい。これはすごいのでみんなにも観てほしいです。

中印資本が金に飽かせて見境なくいろいろぶち込んだかんじで、昨今の中国本土の豪華なクソ映画(ごめんなさい)とボリウッド的ノリのすごい組み合わせで馬鹿みたいですごいです。

突っ込みどころが多く、下に挙げるようにいろいろととにかく雑な印象が強いんですが、何より物語のラストがとにかくすさまじく雑で、こんなメチャクチャで全てがどうでもよくなるようなエンディングを、少なことも21世紀の映画では私は他に知らない。

すげえ期待してたのに悲しいほどつまんなかった近作『スキップトレース』の黒幕おじさん(の俳優)も登場するも、途中で忘れられたかのようにパッタリ退場します。

そのほか観てて浮かんだ突っ込みどころとしては、観てもらえばわかると思うんですが、

・あいつとあいつの恋の行方、途中から描かれないのかよ!
・主人公たち、いつ捕らえられたんだよ!
・ツルにぶら下がって助けを求めてたおじさん、結局どうなったんだよ!
・あの時のライオン、後で助けに来てくれるとか無いのかよ!
・結局仏典で叩くのかよ!
・こいつこの一瞬で改心したのかよ!
・で、そのままエンディングかよ!

という感じで、ただのネタバレなので白字で書きますが、クライマックスでいきなりボリウッド的全員ダンスに突入してそのまま終わります

嘘でしょと思って笑い死にしてしまい謎の爽快感が残ったのでたいへん気持ちいい観賞体験でした。みんなも観ましょう。

 

すみません、偉そうに小馬鹿にしてしまいましたが、なんか楽しかったのでみなさんも観てください。

 

追記:
あと、大好きな『ドライヴ』も機内で観れたので久しぶりに観たんですが、あれからナイスガイズ(楽しかった)、ララランド(楽しかった)、オンリー・ゴッド(バーカ)、ブレードランナー(1週間したらまた観たくなってきた)他いろいろ観てきてゴズリングへの気持ちもあの頃と比べてより深まった今観るとまたこの作中のゴズリンめちゃくちゃ良くて愛おしい気持ちになり、あらゆる場面で涙が出てしまう。とても素敵で特別な俳優です。そして特別な映画だ。キャリー・マリガンオスカー・アイザックも、みんなの細かな情調の描写にウルウル来てしまう。ゴズリン主演映画でとても感動的なものに『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』というものがあるのですが、これはもうめちゃくちゃに泣けてしまいます。下に画像を貼りますが(著作権法違反です)、これは鑑賞後に観ると絶対に泣いてしまう画像です。ちなみに現実世界でもゴズリンとエヴァメンデスはこの後結婚することになるので、それを知っているとまたジンワリ。どうか幸せに……

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『ドリーム』とグーグル翻訳と、俺なりのネオラダイト

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#1 扇動編

例のごとく邦題に批判が殺到し、少々ミソがついた形での封切りとなった『ドリーム』(原題:Hidden Figures)

『ヒドゥン・フィギュアズ』じゃあ伝わらないし、難しいところだと思うので私には代案がありません。『ドリームガールズ』にかけたのだとしたらちょっと安直だと思うけど。

ソ連との宇宙開発競争が激化する60年代のNASAで、国家規模のプロジェクトを人知れず支えた「計算者」たちの闘いを描く実話ベースのドラマ映画で、お涙頂戴だと言われたらまあそうかもしれないけど、「やっちまえ!」が10回、「悔しいのう(泣)」が5回、「良かったのう(泣)」が5回で計20回くらいクライマックスが来て非情に感動的でした。

「計算する"もの"」というのが「コンピューター(compute +er)」という語の原義だ。

今はコンピューターといえば機械、"物"のことを指すのが当然のことだが、当時はロケットの周回軌道や着地点などはみな「めっちゃ計算が得意な人」がシコシコ割り出していたので、ここでは計算する"者"、計算者を意味するのだ。

彼女らはとても難しい演算をスラスラやってのけるので、その特技で白人男性たちの鼻を明かしてやる場面が何度も出てきて、見ている側としては大変な快感が得られる。

私は大学入試センター試験の数学Ⅱ・Bがマジで1問も分からなかったので、イチかバチかで分数の空欄に1/2、1/3、2/3、分子が2桁なら左側にマイナス記号を当てずっぽうで入れたところ18点も取れた。NASAもびっくりである。

 

技術の進歩は諸刃の剣?

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©2016 Twentieth Century Fox

さて、ネタバレには気をつけたいのだが、物語の中ごろで"物"のほうのコンピューターがラングレーにやってくる。HALもといIBM 7090だ。

IBMのコンピューターといってもThinkpadなんかではなく、大広間をまるごと占拠するくらいの巨大な金属の箱で、記録媒体は当時の先端技術、磁気テープだ。

とはいえ何やら難しい計算が1秒で何万回だかできるという代物で、こんな頭のいいやつが来たら役目を失う人が当然ながら発生することになる。

本作ではそんな危機もいい感じに乗り切るのだが、こう上手くいくことばかりではないのが世の常。

技術が進歩して、手間が省けた分だけ、それをもともとやっていた人があぶれてしまう。これは有史以来、新たな道具が生まれるたびに繰り返されてきたことだ。

技術の進歩は、必ずしもすべての人を幸せにするとは限らないのだ。

 

機械に職を奪われたら、どうする?

19世紀初頭、産業革命期のイングランドで、力織機の登場で職を奪われた職人たちが、機械という機械を打ち壊しまくった。ラダイト運動である。

彼らの立場も気持ちも想像はできるけど、現代に生きる我々から見ると、あまりに愚かな行ないに思えてしまう。

なぜなら道具の発展こそ文明の進歩であり、何千年も前から絶え間なく続く技術革新が私たち人類の暮らしをより楽で便利で安全で有意義なものにしてきてくれたことは疑いようのない事実だからだ。

人間は、自分が生まれてからある時点まで存在した技術は当たり前のものとして享受し、それ以降に生み出されたものを「過剰な技術」として毛嫌いするものだとよく言われる。

しかし、力織機がダメなら、針はどうなのか。綿糸を作る糸撚り機はどうなのだろうか。製綿技術も捨てて毛皮でも着るか?

ゴアテックスのレインウェアもアンダーアーマーのコンプレッションシャツも人間の手では作れないし、作ろうとする必要ももはやないのだ。

ハンドメイドのすべてを端から否定するつ折りはさらさらないが、「手作り」である必要が明確にない限り、「作業」は機械がやればいいのだ。

もちろん、誰かの立場を守るためには多少の非効率を肯定することは時に必要かもしれない。でも、長い目で見れば、やがて来るむなしい未来には結局は抗えないのだ。

 

機械との本当の"闘い"

2045年ごろには、AIは人間のそれを超える知能を手にするであろうと言われている。

すでに現在でも、機械の急速な天才化によって人間の職が多く奪われつつある。先月からSEIYUの会計は一部が機械精算になった。レジ係の人たちはどうなるのだろうか。

そして、それらに対して抵抗する向きがここ20年ほどで発生した。これはネオ・ラダイト運動と呼ばれる。

これも根本は200年前の打ち壊しと同じことだ。

かつて写真やさんの微妙な手作業に依っていた覆い焼きや焼き込みも、Photoshopではクリック一発でできるし、ショートカットキーひとつでやり直すこともできる。これは技術の進歩だ。手段の簡略化だ。そこに「撮りたい写真を撮る」という目的は失われていない。人間が人間たるための根幹とも言える「創造性」はまだそこにあるのだ。

ここまでは、機械は「作業」の代替、「道具」の延長でしかなかった。しかし、AIの急速な進化は、人間のアイデンティティの根幹とも言える「創造性」を脅かしている。

「いやいや、どんなに便利な世の中になっても、人間にしかできない「創造的な」ことがたくさんあるでしょ」 我々人間はそう信じたいはずだ。

しかしやがて、それも間もなく、たとえば絵を描くことも、曲を作ることも、人の目を引くグラフィックデザインも、涙腺を刺激するようなストーリーライティングも、機械はできるようになってしまうだろう。

機械が診療し、処方箋を出し、調剤し、薬を販売する。クラウド上のデータベースで何億人もの症例を参照し、誰よりも正確な診断が下せる。心のカウンセリングにしても、人間より口が固いから信用してすべてを打ち明けることができる。

機械が被告人を告発し、弁護し、陪審し、判決を出す。機械の客観性は折り紙付きだし、気の毒な被告人への情状酌量もプログラム済みだ。

機械が政策を決定し、国内外の問題を合理的に解決する。経済にも強く、外交の手腕も巧みで、生長◯の家や神社◯本庁のロビイングも通じないし、嘘をつかず、賄賂も受け取らず、パワハラもしない。歴史修正もしないし、愚衆に媚びて排他主義を煽ることもない。

そしてやがて、より優れたAIを積むためのハードウェアも、機械自身が勝手に開発・改良していくことになるだろう。

"クリエイティブ"な人間にとって不可侵であると信じていたはずの領域にまで、機械はどんどん入り込んでくるのだ。

ラダイト運動やヒッピームーブメントとは話が違う。人間のアイデンティティの最後の砦を揺るがす事態が目前にせまっているのだ。

作業能力も創造性も奪われた人間に、いちばん最後に残るものはなんだろうか。

心?

これもそのうち賢い陽電子頭脳が手にしてしまうだろう。思考回路が人間のニューロン並みに複雑化すれば、そこにゴーストが発生しても何ら不思議ではないはずだ。宇宙時代には、人間であるイライジャ・ベイリはただの足手まといにしかならないかもしれない。

そうなると、「部外者」たちによる本格的なアイデンティティ侵略に対し、人類は圧倒的な差別と暴力をもって生意気な機械の野郎どもを抑えつけようとするだろう。「機械のくせに生意気だ!」「俺の人生がダメなのは機械のせいだ!」今はまだ一部のパーたちだけのものである「排外主義」という病に、人類全員が感染してしまうのだ。

まあそれも、人間が強者であるうちの話ではある。スカイネットが出来上がってしまったらもうお手上げだ。

りんたろう監督『メトロポリス』後半の暴動みたいに、すでに感情を持ってしまったロボットをぶっ殺すことなんて私はしたくない。だからその前に、私は私のやり方で機械に対抗したい。俺は俺のやり方で証明。

 

#2 実践編

私は翻訳者というのがやりたい。今までの仕事でも英↔日の翻訳作業を散発的にやっててけっこう楽しいのだが、1冊の本を訳すというのが、ちょっとやってみたい。

ここで「翻訳者になりたい」ではなく「がやりたい」と書いたのは、完全な専業翻訳者というのは、ある懸案のために、これからの時代かなり難しそうだと考えているからだ。

 

Google翻訳」 である。

 

正直こいつの性能は半端じゃない。複雑な文章だとてんでダメなときもあるが、ときどき驚くほど完璧な訳文を打ち出してくる。それも入力して1秒以内にだ。

訳者の裁量や芸術的手腕があまり必要とされない事務的な翻訳では、多くのプロ訳者が下訳(したやく)としてAI翻訳を利用しているという。

「もっと正確だったら、そのまま完成原稿にできるのに」なんて思うこともあるが、そうしたら翻訳料は私に払われる必要がなくなってしまうな。機織り職人のジレンマがここにも頭をもたげてきた。

 

Google翻訳はここがすごい!

たとえば、"The necessary degree of influence is..."を翻訳にかけると、0.5秒ほどで「必要な影響力は」と出る。

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そのまま"機械的に"訳せば「影響の必要度は」とでもなるはずのところを、「度合い」を表す"degree"を「影響」のほうにくっつけたのだ。こちらのほうが幾分自然な日本語に仕上がっているように思われる。これは数年前と比べたらケタ違いの進歩だ。

 これは結局のところ、翻訳という仕事もまた、外国の書物を日本人が読むという「目的」のための「手段」でしかなかったということなのだろう。機械がやってくれれば、ほんやくコンニャクでも発明されれば、そのほうが楽で便利で、きっとより多くの人が幸せになれるのだ。

 

 Google翻訳の弱点を突く!

とはいえ、俺は訳したい。なのでこれにレジストしたい。機械と俺の全面戦争を始めたい。

Google翻訳には修正提案機能なるものがある。

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不正確だったり不自然だったりする翻訳結果に、修正案を送信することができるのだ。これを元にGoogle翻訳はより正確で自然な翻訳結果をぶち出せるよう日夜成長を続けているのである。

毎日万単位の翻訳者がプロフェッショナルによるプロフェッショナルな翻訳のヒントをこの憎きAIにまんまと教授してしまっているのだから、彼奴の目覚ましい進歩も頷けるというものだ。おい、それでいいのか! お前らそのうちこいつに職奪われるんだぞ!

この機能は、我々が唯一、Google翻訳の機能に影響を与えることのできる穴でもある。私はここを攻めようと思う。

方法は簡単、変な修正案を送りまくるのだ。

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英文のサンプルとして思いついたのがキング牧師のスピーチだったので入れてみた。ちゃんと読んだら涙が出てきた。この時点で訳文がなんか変なのでサンプルとして微妙だったかもしれないが、これをたくさん「修正」してあげるとしよう。

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まずはジジイ口調だ。老人語というのは少なくとも江戸時代後期あたりから創作物中のジジイの口調の記号として存在するそうだ。これを続ければいつか翻訳結果にジジイ語が交じる日が来るかもしれんぞい。

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次はニコチャン弁*1大友克洋先生は過去にニコちゃん大王の解剖図を勝手に考えて商業誌に載せたことがあり、そのほかにも事あるごとに鳥山明先生にモーションをかけてきた。第?次大友ブームのとき(GENGA展のとき)に大友先生と江口寿史寺田克也中川いさみ先生で酒を飲みながら喋るユーストリームが配信されたので、私はひたすら「鳥山明」とコメントし続けて、そのたびに大友先生が「あ……」「ねえ、鳥……」「あ、鳥山明って……」と鳥山先生の話を始めたがっていたのにみんな無視して別の話を続けて、しばらくして大友先生が「ねえ、鳥山明ってあるけど!」といった際に江口寿史が「俺、鳥山さんとは同い年だけど、漫画家としては1年先輩なんだよね。でさあ……」と意味のないエピソードを披露してからすぐ別の話を始めてしまい(たしか江川達也の悪口)、鳥山先生の話が終わってしまった。大友先生はもっと鳥山先生の話がしたかったようで、寂しそうな顔をしていた。大友克洋先生は鳥山明先生と仲良くなりたかったのだ。これは世界で、チタマで私だけが把握している事実である。今年の初めごろにアキラ時代の3代目アシスタント、高畠聡さんのトークショーに出席した際に、かつての吉祥寺の作業部屋にDr.スランプのコミックスが置いてあったとの証言があった。高畠氏も「大友さんもアラレちゃん読むんだなーと思った」としか言っておらず、アシスタントですら大友先生の熱い思いには気づいていなかったようである。これは恋であり、愛であり、フィリアでありエロースでなのだ。AKIRA黒澤明ではなく鳥山明なのだ。これは私だけが気づいている。

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これは学者口調であ〜る・ダニ〜ル。チチはずっと悟飯を学者にしようとしていて、悟飯もずっと学者になりたがっていて、最終回でついに学者になれけど、いったい何の学者になったのかは誰も知らない。長方形のメガネを掛けて何かの本を読んでいるだけで学者を名乗るな! ちゃんと「であ〜る」って言え!

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最後に、すべての文末にウンチをつけました。汚くてごめんなさい。うんちという言葉が大好きなんです。私は自分の尻に合わないサドルに乗り続けたせいで、学生のころ陰部神経痛という病に倒れてしまい、うんちを漏らしやすい体になってしまったと思っていたんですが(いつか詳しいお話を書きます)、そういえばその前からよく漏らしていたので他に原因がありそうです。ギリギリまで我慢してしまう癖がいけないのかもしれません。

 

以上、こうした地道なヴァンダリズムが着実に文明の進歩を食い止め、われわれ人類の雇用を守ることに繋がるのである。

私は時代に逆行する反知性主義者だろうか?

そうかもしれないが、でも、しかし……

手塚治虫小松崎茂が半世紀前に思い描いた空中ハイウェイや空飛ぶ自家用車なんてもう半世紀くらいは実現しそうにないし、宇宙旅行や時間航行なんて夢のまた夢だけど、そのころ誰も想像しえなかったような、当時のハイエンド機の何億倍も高性能なコンピュータがほとんどの国民の携帯電話に納まっている現在、機械の天才化はもう歯止めが利かなくなりつつあるのだ。

その結果できたのがアトムならいいけど、ミッチィだったら悲劇だぞ。

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今、この瞬間に、ウンチをすべての文末に付けた修正案をGoogleに送らなければ、取り返しのつかないことになってしまうのだ。

そう、今すぐGoogleにウンチを送るのだ!

Googleにウンチを送れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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※一部の職種を作業呼ばわりして偉そうなことを言っているようですが、すべての人間の生産的な営みが「作業」として取って代わられかねないという漠とした恐怖を冗談を交えて表したものであって、どの仕事が偉いとかすごいとかの話ではないし、手作りの織物のすべてを無価値とするものでもないし、集団ヒステリーを煽るつもりもありません。Google翻訳に変な言葉を送るという冗談(思いついたときはおもしろいと思った)を引っ張り出すための前置きなので真に受けないでください。Google、ごめんなさい。